ギョロメちゃんのハロウィーンアルバイト 12

宅配便の配達員、短期アルバイト中のギョロメちゃん。お客様のヴァンパイアに引き留められています。

ヴァンパイア「知っているかもしれないけれど、ヴァンパイアは不老不死なんだ」

ギョロメ「そういえば、昔、映画で観て、知りました」

ヴァンパイア「でも、健康は別なんだ! オプションに含まれてないんだ。不老不死でも、健康には気を遣わないといけないんだ!」サングラスを外しました。

ヴァンパイアギョロメ「はぁ…」

ヴァンパイア「まずは夜型で、日差しがダメだろ。ニンニクが食べられない。昔は血を飲まないといけなかったし。銀も苦手。肌が弱い。鏡に映らないから、メイクがいつも手探りなんだ」

ギョロメ「いろいろ大変なんですね」

ヴァンパイア「犬歯が長いから、口の中を間違えてかんじゃって、しょっちゅう口内炎だよ。かといって、ヴァンパイアの証である犬歯を削りたくないからねぇ」

ギョロメ「ヴァンパイアといえば牙のように長い犬歯ですもんね…」

ヴァンパイア「そうそう! おまけに朝も弱いんだ。この前、二度寝を繰り返していたら、ワンシーズン寝てしまったらしい。気がついたら、季節が変わっていたよ」

ギョロメ「それは、冬眠されたのでは?」

ヴァンパイア「冬じゃなかったなぁ。寒いのは好きなんだ。雪が降ると、テンション上がるし!」

ギョロメ「あ、それは僕も同じです!」

ヴァンパイア「ホント? うれしいな。君とは気が合いそうだ」


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