先日、東京渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ボッティチェリとルネサンス ~フィレンツェの富と美~」を観てまいりました。
ルネサンスどころか、西洋美術史には欠かせない画家ボッティチェリ。今回、初めて知りましたが、ボッティチェリは本名ではなく、あだ名だったそうです。
会場入口で置いてあった「毎日小学生新聞」3/4(水)、「芸術の春が来た 別刷り特集」に書かれているので、抜き書きしておきます。『ボッティチェリは本名ではありません。本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ。イタリア語でボッティは「樽」、チェリは「小さい」という意味です。お兄さんが太っていて、その弟だったから「小さな樽」というニックネームがつき、ずっとそのまま呼ばれることになったと言われています』
と、いうことで「小さな樽」に腰掛けるボッティチェリを描いてみました。
展示は「フィレンツェの富と美」とあるように、「富」すなわち金銭面も取り扱っていました。美術は、その時々の権力や時代の影響を色濃く受けていると常々思います。過去は美化されがちですが、現実的な側面と一緒に振り返られるのは良いですね。
→Bunkamuraザ・ミュージアム|ボッティチェリとルネサンス ~フィレンツェの富と美~ ~2015/6/28(日)
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