マイ・フェア・レディ

東京公演は終わってしまいましたが、先日、ミュージカル舞台「マイ・フェア・レディ」を観て参りました!

160815_my_fair_lady01マイ・フェア・レディは一番有名な曲「I Could Have Danced All Night」を聴いて、好きになり、一度本物の舞台を観てみたいと思っていた作品です。チケットを購入したら、ビックリするほど良い席でした。

予習までに、ヒロインの花売り娘イライザをオードリー・ヘップバーンが演じた映画DVDを購入。しかしこれは歌が吹替。そこで、映画の基となった舞台版、ジュリー・アンドリュースが歌うオリジナルキャストのCDを購入して、何度も耳にしました。

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物語の始まりはロンドンの下町。訛りのひどいイライザは、町で出会った言語学者ヒギンズに英語の発音を特訓してもらい、貴婦人を目指す…。

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なので、歌にも英語の発音練習が出てきます。舞台は日本語上演なので、歌も日本語。そのまま訳したらおかしなことになるけれど、などと思っていましたが、きちんと日本語の発音練習になっていました。

聞き慣れた外国語の歌を、日本語で聴くと、違和感を覚えることが多々ありますが、この舞台は、気になりませんでした。

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イライザが徐々に洗練されていく姿が素敵です。広告にも「シンデレラ・ストーリー」とありますが、単なる夢物語でないところが良いですね。

例えば、イライザの父親ドゥーリトルは「いい加減の見本」のような人物。見本があったら真面目になりそうですが、彼に限っては当てはまりません。歌もまさにその通り。

映画版は、後半が長く感じます。昔の作品だからと仕方ないかと思っていましたが、先日の舞台版はテンポ良くなっていました。

そして何より、出演者が楽しんで演じているのが印象的でした。私が観た回は、終演後に出演者のトークショーがあり、余韻を楽しめました。
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