美大生時代、文化祭を利用して、学内自主展示の中でミニ個展を開いたことがあります。5点ほど出したうちの一番人気は以下の作品でした。
題名は「考えるカンガルー」。オーギュスト・ロダン作の彫刻「考える人」のパロディです。コンテで描いています。なお、本物の「考える人」は上野の国立西洋美術館にもあります。
これは鋳造のブロンズ像なので、本物が複数存在します。ちなみに正確な題名は「考える人(拡大作)」。…ん? “拡大作”って何? と、思った方もいらっしゃるかもしれません。答えは同じ西洋美術館の庭園内にあります。
入り口付近にある同じロダン作の「地獄の門」。
門の上の方をよくご覧下さいね。おやや~?
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「考える人」を発見! 実はこの「地獄の門」が先に作られ、「考える人」のみを後で拡大作として制作されたのです。この経緯は国立西洋美術館WEBサイトに詳しく載っているので、下部にリンクを張っておきますね。
うつむいている像は描くのが難しいので、今度はどうやって描こうか“考えて”おきます。
→国立西洋美術館|もっと知りたい国立西洋美術館 第11号
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