ダウントン・アビー

明後日の11/30(日)から、イギリスの人気ドラマ「ダウントン・アビー」、待望のシーズン2がNHKで放送されます。
私はレコーダーで、連続ドラマの初回を勝手に録画する設定にしています。「ダウントン・アビー」シーズン1の時、何の気なしに録画されたのを見て、はまりました。オープニングは使用人たちが、準備をしている場面を流しているのですが、映画の始まりを思わせるような作りです。
元々、昔の時代の、西洋の話が好きなのです。西洋絵画好きが転じて興味を持つようになりました。
「ダウントン・アビー」は相続をめぐる、貴族の館を舞台にした物語です。特定の主人公がいない群像劇で、非常に登場人物が多いです。しかしながら、見事な配役で、人物を間違えるようなことはありません。また、貴族には貴族なりの、使用人たちには使用人たちの、立場や思い、時に魂胆を、鮮やかに描き出しています。
特長的なのは、善人と悪人が定まっていないことです。良い人でも悪い過去があったり、意地悪な人に見えてもそれには事情があったりと、考えさせられます。一言でまとめると「相続をめぐる愛憎劇」なのですが、そうではない、ほろっとした良い話もたくさん入っているのです。
後、こういった設定だと、登場人物の誰かが昔ながらの考えを持ち、巨大な権力を得ていたりすることが多いです。多くの場合、それは父親ですが、「ダウントン・アビー」館の主人ロバートは、相続に対して柔軟な考えを持っています。
それに加え、恋愛の描き方が良いですね。お互いの気持ちはドラマを見る側に分かっても、様々な事情やタイミングの都合で上手くいっていなかったり。それがシーズン1の終わりだったので、2ではどうなるのでしょうか。
→NHK|ダウントンアビー2 ~華麗なる英国貴族の館~
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