
それにしても被写体の「プロポーズカエル」。量産しようと思っていたのにイラストの仕事優先で、今のところ手付かずです。
カエルといえば、学生の時、グリム童話「カエルの王子様」の授業を受けました。王女が池に落とした金のまりを拾ってくれたカエルと、いやいや過ごす羽目になる話です。
課題がありました。「王女が自分の部屋で、カエルを壁に叩きつけると、魔法が解けて王子に戻るのですが、叩きつける行為が暴力的なので、それを変えましょう」。私は「王女がカエルを払いのけると床に落ちて、王女がのぞくとカエルの姿はなく、王子様がいました」という展開にしました。叩く力を弱めたのです。
元の話は「王子に戻った後、王女にプロポーズして、二人は結婚しました。めでたしめでたし」です。自分が作ったカエル君にも何かお話を作ろうかな。