まつぼっくりのデッサン

このところ、学生時代の作品ばかりですね。それでは、入学最初の1枚をお見せします。
まつぼっくり_細密デッサン
まつぼっくりのデッサンです。立体造形(抽象オブジェ)専攻だったので、最初にして、美大としては最後のデッサン課題でした。
「美大ってデッサンをたくさん描くものじゃないの?」とお思いの方も多いかもしれません。デッサンは入学後より、その前の方がたくさん描きました。私が受験した15年前くらいの話ですが、美大入試は、美大受験予備校(アトリエ)でデッサンを描いて、受験に備えるものでした。
美大受験は学校や専攻ごとに色があって、入試はそれに合わせたデッサンや課題をこなさなければなりません。大半が短時間で、機械が描いたような絵を求められます。
私は受験絵画が苦手で、受験予備校ではいつも最後に講評を受けていました。それというのも、講評はうまい順に行うので、必然的に最後の方になるのです。描くのが遅かった上、手順を上手く省くことができなかったのです。それと、機械的な絵が、どうしても好きになれませんでした。
とはいっても高校3年で今更、進路変更もままならぬ、また美術を学びたかったので、母校に推薦入試で入りました。上記の絵は、受験が終わり、時間を掛けて初めて描けたデッサンなのです。
デッサンはあくまで練習ですが、自分にとっては思い出の1枚です。
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