思い出の天使

「少年と少女」シリーズ第4回目。昔のデータを整理していて、懐かしく、そして珍しいものを見つけました。
天使_3D_テーブルトップ
おそらく私が制作した唯一の3DCG。これは美大の課題でした。立体造形(抽象オブジェ)を作る専攻だったのですが、立体の他、布(ファブリック)と、CGも選択できたのです。異素材を組み合わせて作るミクストメディアという制作方法があるのですが、まさにミクストメディアな専攻でした。
上記のCGは最初に、右側に見えているテーブル、ワインやグラスなどを制作して、その後アイテムを追加して、短い動画を作る課題だったように思えます。
左側の壁に少女の後ろ姿がありますが、中央にある壁の穴から光が差し込んで天使に見えるという、仕組みです。実際にこの状態になるように仕込むのは至難の業ですが、CG様様って感じです。ただ、CGには苦い思い出が…。
美大で最初はどれも均等に習うのですが、途中で立体、布、映像のどれかを選ぶのです。最初、映像を選択したのにかかわらず、CG、特に3Dは自分の理解におえなくて、早々に脱落しちゃったんですよね…。切ない青春の1ページです。代わりに選んだのは立体。もちろん、立体を作りたかったのも事実だったのと、今年独立してから、仕事で増えたのは立体関係の仕事なので、結果としては良かったです。
天使_色鉛筆
せっかくなので、色鉛筆で少女を描きなおしてみました。この作品には「画家が思い出の人を描いて、壁に穴をあけて天使にした」という話を作っていました。画家の姿を描いた絵もあったので、発掘したらまた載せます。
テーブルトップ_ワイン_本_色鉛筆
ワインボトルも描いてみました。ワイングラスは、片方はワインがたくさん注がれていますが、もう片方は残り少ないです。「画家が思い出の人と飲んでいるので、相手のグラスのワインは減らない」のです。これらの組み合わせは、カットイラストで需要が多いです。何気ない絵ですが、背景を想像すれば、もっと面白くできそうです。
タグ
パーマリンクURL https://iroirokaigakan.com/2014/08/1139/