私は「イラストレーター」です。直訳すると「絵を描く人」ですね。昔は「挿絵画家」といったそうです。現在でもイラストレーターはカットイラスト、つまりは挿絵の需要が一番多いかもしれませんね。
せっかくなので、有名な挿絵を1点紹介します。ヴィクトル・ユーゴー作、小説「レ・ミゼラブル」の幼いコゼットです。大きなホウキを手にしたコゼットが床掃除をさせられている絵です。
・・・といいつつ、画像がありません。有名な絵なので、ネット検索すればすぐに出てきます(おい!)。
大ヒットした2012年公開、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」でも、ポスターなどに、幼いコゼットの絵は頻繁に使われていました。
私は原作を児童版で読み、ミュージカルは観ないまま映画を観ました。今まで、一番泣いた映画です。初めて観たときに、胸元まで涙で濡らしました。普段は映画館でそれほど泣かないタイプなので、そのことに驚きました。あと2回はただ泣きたくて足を運び、計3回劇場で観ました。
何に泣いたかというと、エポリーヌ(サマンサ・バークス)が歌う「オン・マイ・オウン」。レ・ミゼラブルのミュージカルナンバーというと、スーザン・ボイルで話題になった「夢やぶれて」が有名ですが、私にとっては「オン・マイ・オウン」の方が感動的でした。
いつかは私も挿絵画家、イラストレーターとして素敵な作品に関わりたいものです。
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