ヒツジ「よく見て! ここにあなたが映っている」指で示した先にはカップがありました。カップの表面はよく磨かれた胴でできていて、鏡のようにバクの姿を細く映していました。

ヒツジ「写真を見る限り屋外! 屋外で、木のテーブル。そして、おいしいパンケーキが食べられるのは、町でこのカフェだけだもの。さっき『お腹、空いたな~』ってSNSでつぶやいたでしょ。だから、カフェに来る可能性が高いと思って!」
バク「・・・すごいね。これからうっかりSNSでつぶやけないなぁ。ところで、お願いって何?」
ヒツジ「それはね・・・」
続く