東京はまだ梅雨明けではないようです。雨が上がった途端に、待ってましたとばかりに蝉時雨。
蝉で思い出したのは「蝉丸」。頭巾姿なので、百人一首で坊主めくりをする時に「殿かと思ったら、坊主だった!」とよく勘違いしました。ただ、坊主ではないという見方もあるようです。
生没年も、伝記も良く分かっていないそうです。そんな謎めいた蝉丸の歌はこちら。
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これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関
歌の意味:これが、都に行く人も、都から帰る人も、知っている人も、知らない人も、逢っては別れるといわれる逢坂の関なのだなぁ。
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現在なら、ターミナル駅や、空港の光景が近いかもしれませんね。
琵琶の名手だったともいわれる蝉丸。これも良く分かっていないそうです。蝉時雨ではなくて、蝉丸の琵琶なら、夏も涼しくなるでしょうか?
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