イディナ・メンゼル ジャパンツアー

昨日6/5(金)日本武道館「イディナ・メンゼル ジャパンツアー」追加公演に行って参りました! 
イディナ・メンゼル_ジャパンツアー_日本武道館
昨年大ヒットのディズニー映画「アナと雪の女王」で、女王エルサを演じたのがイディナ・メンゼル。主題歌の「Let it Go」は、本当によく耳にしましたね。
黒髪の印象が強いイディナ・メンゼルですが、金髪姿で登場。ブロードウェイミュージカル「Wicked(ウィキッド)」の「Derfying Gravity(自由を求めて)」で始まり、外の雨に対抗するかのように、「Don’t Rain On My Parade(パレードに雨を降らせないで)」と続きました。途中、お客さんに歌わせる演出もありましたが、それ以外は2時間、歌い通し。いくらブロードウェイの歌姫でも、これはかなり大変ではないかと、素人考えで思ってしまいました。
「Let it Go」の大ヒットで、来日公演という運びになったのでしょうが、「アナ雪」以前にもディズニーのプリンセス映画に出ていたそうです。それは、「魔法にかけられて」のナンシー役。
「魔法にかけられて」は2007年公開(日本は翌2008年)のミュージカル映画。アニメと実写を使い、古典的なディズニープリンセス、ジゼルが、現代ニューヨークに迷い込む話です。…で、肝心のイディナ・メンゼル演じる「ナンシー」って誰だっけと思い、映画を見返しました。
ヒロインのジゼルがニューヨークで出会う弁護士のロバート。そのロバートの恋人がナンシー。歌はありません。ニューヨーク、ブロードウェイの風景には、イディナ・メンゼルがオリジナルキャストを務めた「Wicked(ウィキッド)」の看板がデカデカと掲げられているのにも関わらず、歌なしの脇役だったのですね!
初めて映画館で見た時は「都会的な大人の女性だけれど、本当はロマンティックに憧れている」という役に感じました。ミュージカル女優なのに、ミュージカル映画で歌ってないとは、本当に意外です。
靴_色鉛筆イラスト
せっかくなので映画についても少し。
「アナと雪の女王」を観てから、「魔法にかけられて」を見返すと、発見があって楽しいです。「魔法に…」ジゼルとロバートが結婚について語るシーンは、そのまま「アナ雪」のアナとクリストフの会話にかぶります。「アナ雪」のエルサは最初、普通の悪役の設定だったとドキュメンタリー番組で知りましたが、「魔法に…」の王子の継母がまさにディズニーの古典的な悪役。同じように「アナ雪」キスシーンの最初の設定が、「魔法に…」と同じでした。
コンサートはアニー「Tomorrow」で締めくくり。思えば、「Let it Go」を初めて耳にしたのは映画館の予告でした。イラストレーターの独立決意直後で、これからどうなるかと思っていた時です。3年も経たずして、本物を聴けるとは、素晴らしい機会でした。
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