ニュー・シネマ・パラダイス

名画の映画音楽を集めたCDで、メロディーに惹かれ、映画も「これは良いよ」と二人に薦められておりましたが、ようやく「ニュー・シネマ・パラダイス」を見ました。本当は名画座などで観たかったのですが、DVDで長尺の完全オリジナル版を見ました。

173分は長すぎるけれど、最後は泣きました。内容は、イタリアを舞台にした「映画」の映画です。主人公サルヴァトーレが映画に憧れた少年時代、恋に落ちた青年時代を、中年になって振り返るのです。きっかけは村の映写技師で、サルヴァトーレに映写方法を教えたアルフレードの死。

映画は好きなので、割と見る方です。DVDは3本一緒に借りるとお得だったので、そのようにしました。「ニュー・シネマ・パラダイス」はお得になるための3本目でした。でも、これが一番良かったです。

さて、映画の中で描かれる恋愛ですが、アルフレードの忠告や計らいによって、主人公サルヴァトーレはそれこそ映画のような恋に甘んじます。ヒロインのエレナからすれば、サルヴァトーレの夢や未来のために、年月を経て最終的に身を引いたようにも見てとれます。美しい、愛するこその犠牲です。

とても良い映画です。私も誰かに薦めたくなりました。ひとまずブログでご紹介しておきます。
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