絵は人生の鏡

いつも持ち歩いているスケッチブックを見返していたら、去年の秋頃の1冊に「絵は人生の鏡」というメモ書きがありました。誰かの言葉だったのか、自分で思いついて書いたのかは忘れてしまいました。
同じ1冊に、こんな絵を描いていました。
藤井美智子_自画像_練習_ペン 現在、自画像に使っているトランプの女王の格好で描いたものですね。当時はまだ会社員。この後、ブログのプロフィールアイコンにも使用している自画像を描きなおして、個人名刺を作ったのが去年の11月頃。実はこのとき、まだ独立の意思を固めていませんでした。

なので、去年の今頃の自分に「1年後は独立している」と言ったら、驚いているかもしれません。振り返ってみれば、最初の一歩が一番、勇気がいるものでした。今年、独立1年目ですが、家族や友人の応援もあり、また仕事にも恵まれ、思ったよりはるかに順調なスタートが切れました。

でも、会社員時代があってこその現在だとは常々思います。名刺交換一つにしろ、自分は社会で、もまれる必要があったのです。独立に至った経緯やきっかけは色々とありますが、参考になった本を紹介します。

BNN新社刊「デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス」デイビッド・エイリー著

アメリカのデザイナーが自分自身の独立について書かれた本で、デザイン書のコーナーで目が離せず、資料本以外を久々に購入しました。この本を読んでいる間に、独立することを決意しました。今思えば、手にしている時点で独立に意識は向いていたのですね。美術・デザイン系のお仕事で「将来は独立を…」とふと思う方がいたら、おススメの1冊です。

「絵は人生の鏡」。振り返った時に、独立1年目の今がどう映っているかは、未来のお楽しみにしておきます。
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