ミュージカル映画の世界

昨日3月14日(土)、東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「展覧会 ポスターで見る映画史 Part2 ミュージカル映画の世界」を観て参りました。
ミュージカル映画のアメリカオリジナル版を数多く集めた展覧会です。ポスターを観ることはもちろん、お目当ては昨日行われたギャラリートーク。ポスターコレクションを数多く出品したイラストレーター和田誠さんが話されました。
和田誠さんの著書を1冊読んだことがあるのですが、若い頃、映画にとても影響を受けたそうです。その他、映画にまつわる話が、たくさん書かれていました。昨日のギャラリートークも、ポスターを観ながらの「映画こぼれ話」といったところでした。特筆すべきはギャラリーに集まった人数。ここは満員電車の中だろうかと、錯覚しました。
と、いうことで、アメリカのミュージカル映画ポスター風なイラストを描いてみました。
ザ・ブリッジ・パートナーズ_色鉛筆マーカーイラスト
描いたのは「ザ・ブリッジ・パートナーズ(The Bridge Partners)」。トランプゲームのコントラクトブリッジ(4人でテーブルを囲み、向かいになった人とパートナーを組む)で、パートナーとなって知り合った二人のラブコメディです。



主人公は、腕はいいけれど、パッとしないマジシャンの男。旅をしながら、バーでマジックを披露して、チップをもらう生活を続けています。ある町のバーで、マジックを観たがる客がいなくて、ブリッジの人数あわせにかり出されます。向かいに座ったのは物語のヒロイン。彼女の美しさに見とれて、ゲームに身が入りません。後で分かったのですが、彼女は大農場の娘でした。
マジシャンと大農場の娘では当然、釣り合うはずもありません。主人公はヒロインにアタックしますが、軽くあしらわれてしまいます。ある時、大統領が遊説のために、立ち寄るというので、町を挙げて、もてなしをすることになりました。
当日、巨大なハリケーンが町を直撃します。大統領はすでに町に着いておりましたが、もてなしのために呼ぶはずの楽団がハリケーンの影響で来られません。代理のもてなしにと、白羽の矢が立ったのは町に留まっていた主人公のマジシャン。大統領はマジシャンを気に入り、新聞が取り上げたものですから、彼は一躍、時の人となります。
一方、同じハリケーンでヒロインの農場は大打撃。収穫前の作物が、壊滅的な被害を受けました。立て直しが上手くいかず、家は破産。農場は他人の手に渡ってしまいます。
一つのハリケーンで二人の人生は逆転してしまったのです。無一文同然となったヒロインが訪ねたのは、有名マジシャンになった主人公。「お金のためなら何でもする」という彼女のために、彼は自分のマジックのアシスタントになることを提案して、彼女は受け入れました…。


と、ここまで読んで、「こんな話、知らない!」という声が聞こえてきそうです。まあ、賢い読者の皆様はお分かりだと思いますが、原作は私です。役者名がよくある偽名なので、それでピンときた方も多いでしょうね。
せっかくなら、自分が好きなトランプにまつわる話にしようと思いました。タイトルの右端に描いた、スペードとハートのエースのペアは、ブログ記事の見出しアイコンと同じです。ブリッジはきちんと遊んだことがないので、物語の展開も含めて、破綻がないか検証しないとなりません。
パッと思いついた話をそのまま書くのもどうかなと思うのですが、書いておかないと忘れてしまいそうだったので、書いてしまいました。最近のブログは、日々の出来事にイラストがついているのではなく、イラスト付きの創作ノートみたいですね。イラストはもちろん、お話も精度を上げられますように。
→東京国立近代美術館フィルムセンター|ミュージカル映画の世界 ~2015/3/29(日)

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