魔法の万年筆 1

久々に物語風です。

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1 明日が締切だというのに、小説家は一行も書けていなかった。気分転換に喫茶店へ来てみたが、頼んだホットコーヒーが冷めるだけだった。原稿用紙は白紙のまま、時間ばかりが過ぎていく。そんな時、不意に声をかけられた。

「もしかして、小説家の○○先生ではいらっしゃいませんか?」

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明日に続きます。
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