2017年、初の美術館レポートです。国立西洋美術館で開催中の「クラーナハ展―500年後の誘惑」へ行って参りました。
クラーナハはドイツの画家。クラーナハ展直前の企画展、メッケネムもドイツ。同時代のデューラーを加えて生没年を比べてみます。
イスラエル・ファン・メッケネム(1445-1503)
アルブレヒト・デューラー(1471-1528)
ルカス・クラーナハ(父、1472-1553)
メッケネムが先に誕生して、デューラーとクラーナハは1歳違い。クラーナハの方が長生きしたのですね。なお、クラーナハは同名の息子がいるので、区別のために「父」と記すそうです。
メッケネム展と同様に、デューラーの版画がクラーナハと比較として展示されていました。
展示会に先立ち、クラーナハを知るために画集を購入していました。
「ドイツ・ルネサンスの挑戦 デューラーとクラーナハ (ToBi selection)」田辺 幹之助 (著・監修)、新藤 淳(著), 岩谷 秋美(著) 東京美術
ブログに何度か書いていますが、デューラーが好きなので、クラーナハとの組み合わせは嬉しいところ。
クラーナハの特徴は、独特の雰囲気を持つ人物画。とりわけ女性の妖しげな魅力ですね。展示作品の「ヴィーナス」より、部分を描いてみました。→クラーナハ展 国立西洋美術館 ~2017/1/15(日)
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