興味深い絵本を見つけました!
「フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人」ジョセフ・ダグニーズ著 さ・え・ら書房
中世、イタリアの数学者フィボナッチ。著書で紹介した有名な数列。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,…
「フィボナッチ数列」ですね! 1+1=2、1+2=3、2+3=5、絵本には「となりあった数をふたつ、順番に足せば、次の数がえられます。」と、あります。
この数列は自然界のあらゆるところで見つけられます。せっかくなので、私も描いてみました。
青い線はフィボナッチ数列を描いた有名な図です。中央はフィボナッチの肖像。左は数列の問題に出てくるウサギのつがい。右はピサの斜塔。
フィボナッチはピサの出身で「ピサのレオナルド」と絵本に記述があります。「ピサの斜塔からそう遠くないところにレオナルドの像があります」とも。
フィボナッチは算用数字をヨーロッパに広めました。それ以前のローマ数字で、フィボナッチ数列を書いたら…。
I,I,II,III,V,VIII,XIII,XXI,XXXIV,LV,LXXXIX,CXLIV,CCXXXIII,CCCLXXVII,…
大きな数字を見る度に、ピサの斜塔並みに首をかしげる必要がありそうです。
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