名刺立て

会社員時代、職場の机に名刺立てを置いてました。もちろん、自分の名刺を入れて。151107_name_stand01社内で名刺を使うことはまずないけれど、住所やメールアドレスを電話口で伝えるのに、間違えないように名刺を見ながら答えていました。また、離席時に配布物を配る人が、私の席だと分かりやすいだろうと考えました。

習慣からか、一人で仕事をしている今も、名刺立てを机に置いています。現在の名刺は縦型なので、立てて使っています。

現在の名刺は2年前の今頃、独立を決意する前に作成しました。印刷物のデータを作る仕事をしていたので、それは比較的簡単なことでした。会社員時代には名乗ることのなかった「イラストレーター」の肩書きが入った名刺です。

先日も独立の経緯について話しましたが、実のところ、就職・転職では念願のイラストレーターに縁がなかったのです。

ある時、本格的な適職判断を受けたことがあります。100前後の職種の中でトップだったのは「イラストレーター」。当時の仕事は、デザインからも遠ざかっていた時期なので、別世界の出来事のように感じました。

それから数年後の今、イラストレーターとして活動できることに感謝しています。

今日のイラストには、肝心の私の名刺をあえて描いていません。名刺交換する機会があれば、ぜひその時に、初めてご覧いただきたいからです。

 
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