今夜は「中秋の名月」。と、いうことで月を描いてみました。…おや? 何だか変な月ですね。どこがおかしいか、お気づきでしょうか。
これはイラストやSFの世界でしか存在しない月です。月の中央に陰があり、左側が中央より明るくなる反射光が描かれています。
実際の月は、反射光がありません。宇宙には反射する物体が月の近くにないからです。そのおかげで球体の月が、遠目であることも手伝って平面的な円に見えます。
下記は昨年「ヒカリ展」を観に行った時の、ガリレオ・ガリレイによる月のスケッチを描いたものです。これが正しい月の見え方ですね。
光と陰影。絵画の基本ですが、まだ描き方を見つけられそうです。
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