3日続けて、宮崎駿監督作品を取り上げます! 著作権の関係上、私のイラストは載せられないので、手抜き投稿みたいでごめんなさい。
懐かしのテレビアニメシリーズ「未来少年コナン」! 1978年放送で、私は大学卒業後にまとめてDVDで観ました。
ジブリ映画よりずっと前の作品なのですが、映画の宮崎駿作品を見続けると、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」に「世界名作劇場」を足して割ったような雰囲気です。
「ラピュタ」を何回も見たせいか、主人公コナンがパズーに、ヒロインのラナがシータに、重なります。特に物語の冒頭はラピュタそのもの。
「シータァアアアアアアア」「パズーーーーーーーー」が好きな人は、
「ラナーーーーーーーーー」「コナーーーーーーーン」として、本当に繰り返し聞けます。
宮崎駿監督の初期の映画が好きで、まだ「未来少年コナン」を見ていなければ、色々と発見があって楽しいでしょう。
未来の設定なのですが、今となってはレトロフューチャーとでも言いましょうか、懐かしい表現が度々見られます。あんまり高く飛ばないメカとか。
これは原作を読んでいないので、アニメだけの話になってしまいますが、今はないだろうな~という展開自体が楽しいです。最終話の題が「大団円」。
公式サイトに載っているから書いていいのでしょうけれど、サブキャラクターのダイスとモンスリーの結婚式、あと船の進水式でしたね。途中までは、いがみ合っている二人なのですが、「この二人くっつけちゃおうか」って感じで、最後の数回で急に仲良くなった気がします。え? 「そんな、単純なわけないじゃない。ばかね…」。はい、乙女心は複雑ですね。
今では珍しいのは、オリジナルのオープニング・エンディング曲でしょうか。オープニング映像がそのまま最終回の冒頭につながる、良い演出でした。歌詞は時代を感じさせます。「波けたて」とか。エンディング曲は子ども向けアニメとは思えないほどの、哀愁漂うアベックのデュエットです(カップルではなく、この場合はアベックだなぁ)。
と、今回は「未来少年コナン」を知らない人にはさっぱり分からないですね。たまにはこんな日もあって良いかな(オイオイ)。
そして「未来少年コナン」といえば、やっぱり…!「ロボノイド」でしょ! 作業用ロボットなのですが、すごくかわいい。畑も耕せて、何より実用的。でも、アニメでは途中から出なくなる。どこへ行ったんだろう。「風の谷のナウシカ」のメーヴェができるんだから、誰か本物の「ロボノイド」を作ってくれないかな~(自分で作る気はない(笑))。
今は、コナンといえば「名探偵コナン」ですね。「未来少年コナン」があるので、名探偵の方は最初「ドイル君にしよう!」と、編集部でいわれていたそうです。「名探偵ドイル」かぁ。うーん、何かなぁ。ネーミングって大事ですね。その点「ロボノイド」はそのまんまでいいですね。
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