美術展|吉村芳生 超絶技巧を超えて

東京ステーションギャラリーは、東京駅丸の内駅舎を利用した美術館。赤レンガ造りの建物が素敵で、広さもちょうど良く観やすくて気に入っています。

三が日に行ったので、東京駅はスーツケースを引いた客であふれていました。けれど、東京ステーションギャラリーの中に一歩踏み入れたら、静かな空間が広がっていました。美術館という場所柄もありますが、展示されている絵画の影響もあったでしょう。

ポスターになっている1枚は、新聞紙を拡大して描いたものに画家の自画像を重ねて描いているものです。一見、印刷された文字に見えますが、全部手描き。しかも同様の組み合わせで描かれた絵が何枚も。

手描きなのですが、その作業はまるでコンピュータのよう。普通なら作業途中で飽きます。同じモチーフ、日常の一コマなどを飽きずによくもまぁ、と思わず思ってしまうくらい。延々と繰り返し、描いていたようです。

緻密に描いて「ほらどんなものだ。オレは上手いだろう」という類の絵はよく見かけますが、それともまた違います。吉村芳生の絵は、淡々と描き、積み上げた線が、静かな壁となって遠くにそびえていました。

同じようには一朝一夕に描けないので、ここは真逆にスケッチを。美術展後に飲んだコーヒーです。→吉村芳生 超絶技巧を超えて – 東京ステーションギャラリー – ~2019/1/20(日)

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