ホワイトデー・マジック〈後編〉

「少年と少女」シリーズの続きです。


今日はホワイトデー。女の子の家に小鳥が飛んできました。

小鳥「お届け物です。郵便受けに入りきらないから、持ってきたよ」

とても大きな包みを小鳥と一緒に女の子が開けてみると、丸い風船がふわりと浮かび上がりました。

160314_whiteday_magic_sq01女の子「アドバルーンね!『ありがとう』かぁ…。私の方こそ『ありがとう』だなぁ。プレゼントは何かしら? お菓子かな」

小鳥「隣町で大人気のアップルパイだよ」

女の子「わぁ、美味しそう。でも、私だけで食べるには多すぎるわ」と箱を開けて、考えます。「そうだ! ねぇ、小鳥さん。速達をお願いできないかしら。パイの送り主に、一緒に食べてくれないか、手紙を出したいの」

小鳥「もちろん、お安いご用です」

女の子「ちょっと待っていてね!」と紙とペンを取りに走ります。

夕方、男の子は速達をもらってやって来ました。女の子の家には、紅茶と切り分けたアップルパイが二人分。男の子の頬が赤いのは、きっと夕日に照らされているからです。


プレゼントの中身ですが、本日3月14日は円周率「パイの日」にちなみます。

誰かに贈り物をするとき、ワクワク、ドキドキします。気に入ってくれたら良いなと思いつつ、あれこれ気をもんだりして。

 

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