色鉛筆の紙芝居〈後編〉

さて、昨日の続きです…。風邪を引いた「紙」に「色鉛筆」が手づくりの紙芝居を持ってきました。

…山道を歩く女の人の上に石が降ってきました。あ、危ない! そんな時に、空からやってくる白い影。
かみくんのだいかつやく_色鉛筆03
ぴゅーん! かみくんの登場です。落ちてくる石をひとつ残さず、体に受け止めます。
かみくんのだいかつやく_色鉛筆04
「ありがとう、かみくん!」女の人がお礼を言いました。「おかげで、石がひとつも当たらなかったわ」
かみくんは照れながら答えました。「いえいえ、石には負けたことがないので、当然のことをしたまでですよ」
ちゃん、ちゃん。紙芝居はこれで終わりです。
風邪を引いた紙_色鉛筆ペンイラスト
風邪を引いていた「紙」は話を気に入ったようです。「いいねぇ! 僕、石とは相性がいいんだ。今のところ勝負は全勝だよ!」
紙芝居用に紙を切ってくれたのは、ハサミでした。けれどハサミの話題を出すと、紙は機嫌が悪くなるので、色鉛筆たちは黙っていました。
賢い読者の皆様ならお分かりだと思いますが、これは「じゃんけん」の話で、紙はハサミに勝てたことがありません。




…と、まあ、4日間も続けて「風邪を引いた紙」について話まで書いて、「何をやっているんだ?」と、ご心配かもしれませんね。先日も別の話を載せたばかりですし…。「仕事がなくなって、暇なのか!?」と、言われかねないかもしれませんが、そんなことではありませんので、どうぞご安心ください。
とはいえ、この話の展開に別の心配をされそうですね。今度は古典のおとぎ話でも描いてみようかな。

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