国立科学博物館|ヒカリ展とヘッドホン

去る11/8(土)に科博(かはく)こと、上野の国立科学博物館に行ってきました。特別展「ヒカリ展」を観た後、ソニー・サイエンスプログラム「ペットボトルと牛乳パックで作るヘッドホン」に参加してきました!
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このところ月1回ペースで科博に通っております。元々は理科好きだったのですが、中学・高校と内容が複雑になるにつれて遠ざかっていました。しかし大人になれば、もはや試験がない!…という訳で、仕事用のイラスト練習を兼ねて、楽しんでおります。

「ヒカリ展」はその名の通り、光るものを集めた展示です。光はそのまま色彩につながるので、改めて知る良い機会でした。美術・デザイン分野では、色彩は円になった「色相環」で覚えるのですが、本当は一列に並んだスペクトルなのですよね。

後、具体的な展示はなかったのですが、説明文で気になるものがあったので記しておきます。
『深海魚等には腹側にある発光器から青い光を出して、太陽光によってできる自身の影を消し捕食を免れようとするものがいる。これをカウンターイルミネーションという。』(国立科学博物館 ヒカリ展 展示パネル「なぜ動物は発光するのか?」より)
物体の影の中で、周囲のものを反射して出来る光のことを、「反射光」というのですが、それを自分で発する生物がいるとは! しかもそれで、影を消すとは。まだまだ知らないことだらけです。

「ヒカリ展」の後は、科学工作イベント、ソニー・サイエンスプログラム「ペットボトルと牛乳パックで作るヘッドホン」に参加しました。ペットボトルと牛乳パックと聞いた時点で、大人ひとりでは駄目かと思いましたが、そんなことはなく、大人だけの参加は他にも数名いらっしゃいました。

放送用のマイク・ヘッドホンメーカー「ソニー・太陽」の社員の皆様に教えていただき、ヘッドホンを組み立てました。工作の時間になると、自分のスイッチが入ります。構造は単純に見えるのですが、さすがオーディオメーカーの音です。最後にサファリカラーの毛糸でデコレーションすると、科博らしいオリジナルヘッドホンの完成。

「光」と「音」を続けて体験すると、どちらも波だったりして、似ているかも!? と思いました。

→国立科学博物館|特別展「ヒカリ展」 ~2015/2/22(日)
→ソニー・サイエンスプログラム
→ソニー・太陽株式会社
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