デューラー|メランコリア

渋谷のBunkamuraギャラリーで、オークションアフターセールを行っていました。その中で、1点好きな作品が出ていました。アルブレヒト・デューラー作、銅版画「メランコリア」。
銅版画なので、現物を手に入れようと思えば、お金さえあれば可能なのですね。歴史の名画は、保管や展示を考えたら美術館や、きちんと管理できる方々にお願いした方がいいです。しかし「メランコリア」はいつか手に入れてみたいです。
なぜなら、デューラーは最も好きな画家のひとりだからです。絵は写実で、柔らかな美しい雰囲気はなく、かなり硬質な描き方をしています。服なんて洗濯糊がバリバリきいていそう。
好きな理由は、技巧のすごさに加え、絵に対する自信にあふれているところです。そして、研究熱心でした。自画像を多く描いたことでも有名なデューラーですが、自身をキリストに似せるなど、大胆なチャレンジをしています。サインにはイニシャルのAとDを組み合わせたデザインを使用しています。ロゴやサインの重要性を感じていたのかもしれません。
「メランコリア」は「憂鬱」の意味です。色々なアイテムが画面に散らばっていて、それぞれに意味があると言われています。しかし、それ以前に、エングレービングの技法、ビュランの精緻な彫りが、この版画の魅力ではないでしょうか。
この絵の右下に座っている天使のイラストをデフォルメ版ですが、以前に描きました。
メランコリア_天使_イラスト
ちなみに、この天使は女性だと、どこかで読んだ気がします。しっかりした体つきなので、男性に見えなくもないですね。

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